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肘哲-ひじてつ-徒然日記肘井哲也

◆会報誌「ウィズニュース10年12月号」に掲載

「気がつけば 12月…」

「気がつけば 12月…」皆さんもそんな心境なのではないでしょうか。あわただしい1年…。
猛暑の1年…。政治不安定の1年。TOP登場の菅原さんとは…、
実は17、18年ぶりにお会いしました。ウィズスクエアの食卓! 
神田「なみへい」の女将、川野社長から、地方活性化の雑誌を出版している魅力的な方をご紹介したいということで会いました。名刺交換をしながら、あれ? どこかで会ったような…。
菅原社長とは印刷、企画調査会社として取引をしておりました。
「亡くなった方の出身地の伝統工芸品や特産品を香典返しとして…」全国の伝統工芸品をおくりものに…という企画で、選べるカタログギフトや、総合カタログを作成したりしましたが、「新しい文化の一つを作って行こう!」と、私がまだまだ若くて青臭い(今も)20代か30代前後だったと思います。気持ちで仕事をするバイタリティのある社長だった印象が強く残っておりました。今もそのころと雰囲気が全く変わっておらず、まだまだエネルギッシュな方でした。
以前、多くの出資者を集め、全国特産品のコミュニティレストランを新宿で長年経営しており、まさに「なみへい」の元祖。今の「なみへい」のように、地方から人が集まって盛んに熱い交流をしていたようですが、最近のビジネスモデルの一つとして「雑誌とリアルとWEB」のトライアングル的関係でビジネスを作って行こうとしているケースも出てきておりますが、雑誌とリアルの場との相乗効果。ある意味アナログで先がけてきた人なのでしょう。
今でも地方の振興を「地元」として本気で取り組んでいるすばらしい人達を全国津々浦々取材して紹介している「かがり火」。今時の内容の雑誌でなく、べたべたに人間情報発信を通じて、人の生きざまを発信しているのも魅力と感じるのでしょう。一度廃刊を決めたのでが、「廃刊にするな!」と多くの読者から寄付が集まり、再度発行することになったそうですが、通常では考えられない雑誌の経緯を聞き、菅原さんの人間的な魅力とともに雑誌の存在感と菅原さんが作り出す「場」がとっても価値のあるものだったのでしょう。
地方の人達と東京を結びつけることはウィズスクエアでも力を入れているところです。
一般社団法人地域コミュニティ振興協会「ちーこみ」を作って地方のまた地域の活性化を作りあげていきたいと考えていますが、「かがり火」菅原さんと一緒に取り組めたら素敵なことだと思います。
そしてこの「かがり火」が灯り続けるように、微力ながらお手伝いができたらと思っております。
お金儲けとしてのビジネスとしてではなく、使命感をもって人生をかけて取り組む姿に感動せざる負えません。
20年後の自分も相変わらず夢追い人で「青臭い」かもしれませんが、「これが自分のミッションだ!」と、菅原社長のような生き方をしていきたいですね。

 

今月は、創刊二十三年になる、地域づくり情報誌『かがり火』発行人、かがり火発行委員会代表の菅原歓一さんです。

菅原 歓一さん
『かがり火』発行人、かがり火発行委員会代表
大学卒業後、主婦と生活者に勤務。編集業務を担当したのち一九八四年退職。
株式会社ハル情報サービスを立ち上げる。
八七年に株式会社リゾート通信社を設立して『かがり火』の前身となる『リゾート通信』を発行。以来根強い読者に支えられ、二十三年間、地域の名もない人達にスポットを当て発行を続けている。
http://www.kagaribi.co.jp/

 

 

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