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株式会社インターバンク代表取締役 佐藤豪さま株式会社エコスタッフジャパン 代表取締役 田部和生さまcomingsooncomingsoon
株式会社インターバンク代表取締役 佐藤豪さま 株式会社エコスタッフジャパン 代表取締役 田部和生さま

株式会社エコスタッフジャパン 代表取締役社長 田部和生さま

環境分野でのベンチャーを志して、

ソフトバンクでITベンチャー開発に携わりながら、
自分もいつか…と。「起業するなら環境系」と決めていた。

株式会社エコスタッフジャパン 代表取締役 田部和生さま
起業に至る経緯を教えてください。

田部さま

もともと私はソフトバンクで新規事業開発、いわゆるITベンチャーの部門で仕事をしていました。そして環境系をいつかやりたいなと漠然と思っていたんです。ベンチャーの視点で何かできることがあるはずだと。次に入ったリサイクルワンで環境やリサイクルについて学びました。 実は、日本には廃棄物処理業者やリサイクルを請け負っている会社はたくさんありますが。それぞれの地方にあって、横のつながりがまったくといっていいほどなかったんです。アメリカやヨーロッパは巨大企業が単独で全国展開しているので、全国的に一定水準の仕事が期待できます。日本の場合は許認可事業ということもあって、地域ごとにしかなくて、自分たちでできる分だけの仕事をバラバラに行っているような状態でした。当然安全基準もまちまちで、業界としての統一された基準はありませんでした。 そこで、こうした業者さんをつないで全国ネットワークをつくれないだろうか、と。仕事のクオリティを全国レベルであげていくことで、信頼が築ける。そんなことを考えたのが起業のきっかけでした。 このヴィジョンは、顧問をお願いしている慶應義塾大学の細田衛士教授が以前から提唱しておられました。業界内外でもなんとか実現しようという動きはあったのですが、なかなか具体化しなかった。 そこで、根本のヴィジョンは細田先生が、資本は主要な株主の方たちが、実際の経営は私が担当することになりました。私だけはこの業界出身者ではないんですが、むしろ中立の立場で客観的な視点が持てる。同時に、リサイクルについては経験もあった。客観性と経験値の微妙なさじかげんが必要で、この辺はベンチャーのむずかしいところですね。

世界初の全国ネットワーク。
ネーミングにジャパンがついている意味は?

田部さま

この仕事の「日本代表」の思いを込めてつけました。 全国の廃棄物処理企業がそれぞれの地域で個別にやっていると、ちゃんと真面目に地道にやっていても、ときどきニュースになりますが、いわゆる悪質な不法投棄をするような産廃業者と同じくくりで見られてしまう。質の高い仕事を真面目にやっていることをしっかりアピールしたい。それにはどうすればいいか全国ネットで考えていくのが「エコスタッフジャパン」です。 安全の認定基準をつくり、全国の方たちに集まっていただいてセミナー研修や、検定試験も行っています。お客様にも安心していただけるし、価格の面も明快になって喜ばれています。 また、全国ネットワークで横のつながりができると、一社ではできない仕事も連携して受注できるようになってきました。たとえば廃棄物の処理を引き受けて、それらを無駄に捨てるのではなく、リサイクル業者につなぐ。廃棄物処理業者もリサイクル業者も、今までならできなかった仕事ができる。限られた資源を生かすこともできるわけです。 この仕組みは新たな環境ビジネスとして、マスコミでも取り上げていただきました。 (注:テレビ東京『ガイアの夜明け』出演。)

株式会社エコスタッフジャパン 代表取締役 田部和生さま

同じ番組に東日本大震災で被災したメンバー(株式会社オイルプラントナトリ)が出演しています。宮城県名取市で、施設が全部流されて全壊したんです。しかし、この会社は驚異的なスピードで復活しました。なぜかというと事前に対策をとっていたんですね。ふだんから地震への危機管理ができていた。それでも津波は想定外だったらしいんですが。いま、世界的に 中小企業のBCP(事業継続計画)としては一番有名です。この事例はネットワークのみんなでシェアさせてもらっています。

全産業の裏側で活躍するハードをつなぐ。
素晴らしいメンバーが集まっているんですね。

田部さま

長期的なヴィジョンを実現していくには時間がかかります。 セミナーは大事です。全国ネットワークに加盟している業者さんの教育研修です。担当者に集まってもらって専門知識を含めた教育研修、ドライバー研修。これまではあまり重要視されてこなかったと思うのですが、サービス業としてのコミュニケーション研修なども行っています。 セミナーは教える、教わるといった一方的なものではなく、良いやり方や良い仕事の仕方をみんなで共有していきます。これまで基準がまったくなかったので、みんなでつくっている状態ですね。現在37社 3カ月に1回、だいたいいつも30社ぐらいが参加してくれます。 セミナー講師は各界を探して最もふさわしい方を招聘して、私どもでプロデュースします。たとえばドライバーはヤマトさんにお願いしています。 また、廃棄物を排出する企業に対しても、この優良なネットワークを使ってくださいとPRを進めているところです。全国展開しているチェーンの場合、本社で廃棄物処理を管理したいとき、その地域の廃棄物処理業者をまったく知らない。わからないんですね。そこで我々なら全国統一基準で審査して一元的に管理できますよ、と。 我々以前に、国の「優良産廃業者」の基準も一応、あるんです。しかし、ネットで情報羅列のみなので、それをわかりやすくしたかったんですよ。顔が見えるようにしたかった。それで「エコスタッフジャパン」のパンフレットには、全国37社の社名や担当者を公開してメッセージも掲載しました。

株式会社エコスタッフジャパン 代表取締役 田部和生さま

なにしろ全産業の裏側にあるのが、廃棄物処理です。ですから、いろいろな会社があって得意分野もさまざまです、油の得意な会社もいれば、土木が得意な会社もいる。個体もあれば液体もある。医療系もあれば建設系もある。地域性も複雑です。そんな業界で、お互いを知らなかったので、セミナーなどで出会うとお互いに刺激を受けて帰って行かれます。 また、現在、経産省や環境省、大学などからお声かけいただいて、データの提供もしています。そこが一番の強みかもしれません。国の基準を改訂する、法律改正するための基礎固めとして、業者側からの意見をきちんと提出しています。

起業当時の計画では、
国に直接話ができる。順調にご発展ですね。

田部さま

ようやく、ですよ。ようやくここまで来ました。起業するにあたっては、みなさん、未来ヴィジョンや長期計画を立てると思います。私もつくりました。最初、半年で50社のネットワークができているはずだったんです。ところが、なかなか思うように行かなくて……。

株式会社エコスタッフジャパン 代表取締役 田部和生さま

このウィズスクエアとも、当初からレンタルオフィスとして契約していましたが、住所使用だけとか。オープンスペースだけとか、個室とか、いろいろなプランがありますよね。私は最初オープンスペースで共有デスクを使うプランで、その後個室へ移ってちょっと「プランアップ」できたなと思ったら、どうも思うように行かなくてまた共有デスクへ戻って、「プランダウン」も何回かしているんです(笑)  現在社員は私を入れて3名で、最も広い個室プランにプランアップしました。今年はもう一人ふやしたいと考えています。やっと、前へ出る時期が来たかなと感じています。

今後の展望などを教えてください。

田部さま

今は完全なソフトサービスの会社なんですが、もう少し、ハードも扱っていきたいと考えています。たとえばリサイクル製品の販売など、物を扱いたいと思っています。 最終的に目標は、そうですね、「自社ビルを持ちたい」ぐらいの勢いはあります。だいぶ先になると思いますが、専門学校をつくるとか。共同でプラントを海外へ輸出するとか。海外には必ず出て行くと思います。それを決めていたから「ジャパン」をつけました。外国の人が見てわかるように。必要とされている仕事だし、実は、世界へ出て行ける技術やノウハウをたくさん持っているんですね。

なぜ地方に?とも思います。ものすごい田舎なのに彼らは世界を見ている。私自身も刺激を受けるし、熱い気持ちをつないで、形にしていけたらと思います。 先週から、うちの社員が四国にずっと泊まり込みなんです。あるホテルがベッドの総入れ替えで、ベッドが大量に廃棄されるので、現地の優良なメンバーにやってもらうわけですが、ずっと立ち合っていっしょにベッド担いでますよ(笑)現場と直接つながっているのが我々の強みです。優しくつなぎ、伝えていく仕事をしたいと考えます。今後は営業はもちろん、広報にも力を入れたい。ブランド化をめざしています。現在は、あるとき突然ブレイクするかもしれないので、そのとき驚かないように準備しているところです(笑)

これから起業を考えているあなたへのアドバイス

ITベンチャー開発のとき感じたことですが、オフィスを借りればOKと思う人やwebサイトを立ち上げればお客が来ると思ってしまう人たちがいます。私もそういう面があったのですが、そこに「答え」はないですよね。それはツールのひとつであって、そこに答えはない。自分は5年かかって、ようやく、目標と現実の歯車がかみあってきました。未来ヴィジョンが長期的であればあるほど時間がかかりますから、モチベーションが必要です。私の場合は、出資してくれた人たちの「業界はこうあるべき」という思いと、全国から集まってくる人たちの夢をあずかっていることが、モチベーションになっています。起業は、自分のためだけじゃないところが面白いし、むずかしいところでもあると思います。

<プロフィール>

田部和生 氏

1975年広島生まれ。

青山学院大学国際政治経済学部卒。ソフトバンク株式会社でITベンチャー開発に携わり、その後株式会社リサイクルワンへ。2006年エコスタッフジャパン設立に参画。廃棄物処理とリサイクルのネットワークをつくり、新たな環境ビジネスの旗手として注目されている。

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