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株式会社アイ・ティ・エス 代表取締役 富田一成さん
プロフィール

大学卒業後、街づくりの企画・設計・施行と、ハードからソフトまで一括受注する会社に入社。そこで、徹底的に営業を叩き込まれる。四年弱務めた後二十六歳で退社。大使館への飛び込み営業を半年経験した後に中古車の販売・卸売で起業。

次々と「あったらいいな」を実現させ、業界に旋風を巻き起こしている。
http://www.its-smile.co.jp/

『過去に誰もなしえなかったことが出来ている楽しさ。これはもう最高です。』

お仕事の内容を教えてください。

富 田: スタートは中古車の卸売りですが、当事、車を使う仕事に目を向けたら、本当にいろいろある。そこで、卸売りの他に始めたのが中古車のリース。それまでは新車リースだけしかありませんでした。でも営業車は、3年間で10万キロ走って終わり。経営者にとっては、新車である必要がない、安い方がありがたい。でも、誰もやらなかった。

どうしてでしょう。

富 田: 同じ車種で均一の商品を20台、30台と揃えなければいけないから、見積も出しにくいし、集めるのが大変なんです。

日本に戻られてからは?

富 田: 大学は自分の力でいくようにと両親から言われましたので、アルバイトをしながら通いました。その頃は昼夜バイトをして、夜中に勉強。遊ぶ時間もなく働きました。今となっては、どんな事でもできるかなと思います(笑い)。

それを実現したのですね。

富 田: はい。それが軌道にのってきた頃に、今度はレンタカー事業を始めました。ちょうどそのころはベンチャー企業が出てきた頃。ベンチャー企業も車を借りたいんだけど、リースは審査が非常に厳しくて組めない。何とか支援できないかと。

それで、レンタルを?

富 田: レンタルはリースと違い審査がないんです。レンタカーをリースと同じように使っていただくための仕組みを作りました。安くできた理由は、マンスリーにこだわったことと、店舗を持たなかったこと。そのかわり、インターネットに費用をかけました。今マンスリーレンタカーのお客様の9割以上が法人。そのうち3割は上場企業です。

個人タクシーの中古車輌販売もされているそうですね。

富 田: ちょうど法律が規制緩和され、個人タクシーは中古車を利用してもいいという門戸が開いた。でも、導入する人はいなかったんですよ。なぜなら、長く使うから中古車を導入する必要がないというのと、中古車に対する不信感もあった。うちの社員は皆、車を査定できる「中古自動車査定士」の資格を持っています。プロだから間違うはずがない。いい車を安く仕入れられたらそれに越したことはない。個人タクシーの組合もそれならと導入を始めてくれました。

社会人のスタートは街づくりの企画等をされる会社ということですが、何をしていらしたのですか。

富 田: 最後に手がけた仕事は、街づくりのためのテナント誘致。賃料等すべて決めて、誘致のための営業をしました。28区画あったのですが、その10倍以上営業をかけました。

大きな仕事を任されていたのですね。

富 田: 毎日のように上場企業の決算権のある方と会っていました。そうしたら、自分も仕事ができるような気になってくるんです。明らかに履き違えですよ(笑い)。海外と取引したいと思うようになった。それが起業したきっかけでもあります。

最初から車で起業を?

富 田: いえ、何かしなくてはとアメリカ大使館のそばにある貿易振興機構「ジェトロ」に、毎日通いました。通っているうちに一人のアドバイザーと仲良くなり、中古の建設機械を探しに来ている人がいる、やってみるかい、と言われたんです。せっかく信頼して言ってくれたからと、一生懸命探しました。幸運なことに大きな取引が成立したんです。これだと思い、それから電話営業を開始。「大使館」に目をつけて、近いところにあったナイジェリア大使館に飛び込み営業しました。

何の営業ですか?

富 田: 「お宅の国で、欲しいものはないですか?」と。半年間で16カ国と取引しました。でも、欲しがるものが国により違う。1つにしようと考え「一番欲しいものは? 私はその道のプロになります」と聞いたら、答えは1つ。それが車でした。

車の輸出を?

富 田: 16カ国のうち輸出できたのは、3カ国しかありませんが、3カ国に輸出するために市場調査を始めました。そうしたら、中古販売は、売れるかどうかわからない車を仕入れて、並べて、不効率極まりないことがわかってきた。どうしたら効率がいいかと考えて、インターネットを通じての事業拡大を始めたんです。

0からスタートして道筋をつける。大変なお仕事ですね。ストレスはありませんか?

富 田: 前の会社がいい会社だった(笑い)。鍛えられました。それに僕は自分のやりたい方向へ行っているから楽しくやっています。

将来の目標は?

富 田: 今と同じように、お客様第一に考えて、喜んでもらえるような仕事で、一つ一つ自分の思いを形にしていきたい。過去に誰もなしえなかったことが出来ている楽しさ。これはもう最高です。きっと10年後も同じことを繰り返していると思います。

 

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