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明治大学講師 僧侶 「いのちのフォーラム」代表 中下大樹さん
プロフィール
大学院でターミナルケアを学び、真宗大谷派住職資格を得たのち、新潟県長岡市にある仏教系ホスピス(緩和ケア病棟)にて末期がん患者数百人の看取りに従事。
退職後は東京に戻り、超宗派寺院ネットワーク「寺ネット・サンガ」を設立し、代表に就任。 新宿歌舞伎町に事務所を構え、「駆け込み寺」としての役割も担う。
在宅ホスピスケアに関わりつつ、自殺問題や貧困問題、孤独死問題等、「いのち」をキーワードにした様々な活動を行っている。

『託されたものの使命として、「いのち」をキーワードに活動を続けていきます』

「自殺と貧困から見えてくる日本レポートブック」の元となった集会「自殺と貧困から見えてくる日本」は、三月十日に約八百名の方々にご参加いただき、開催されました。企画されたきっかけは。

中 下: 私自身僧侶として自死の方の葬儀を八十件くらいやらせていただいているのですが、八十件のうちの七割以上が生活困窮者の方でした。
多重債務を抱えていたり、オーバーワークの果てに自殺を選ばれたり、貧困問題が絡んでいたんです。
貧困と自殺、別に考える問題ではなくて、根っこは一緒だと感じ、私は反貧困ネットワークの会員であり、ライフリンクの会員でもあるので、両方に声を掛け共催という形で行うことが出来ました。

鳩山首相(当時)にもご参加いただき、 反響も大きかったのでは。

中 下: 色々な方との新しい出会いもあり、やり終えたという充実感はありました。
でも、やったからと言ってすぐに世の中が変わるわけではなくて、告知みたいなもの。
これから何が出来るかが問われている。来られた方の中で市民団体を立ち上げて動き出している方々もいますので、ムーブメントを作り出すきっかけになったとは思っています。

その後に「自殺と貧困から見えてくる日本レポートブック」の出版。九月には、本の出版記念イベントや孤独死問題を考える集会等企画されていますが、中下さんを動かしている原動力は。

中 下: よくわからないのですが(笑い)、ホスピスでの経験が大きいですね。
ホスピスで看取りも兼ねてお世話をさせていただいているときに、あるおばあさんが部屋に呼んでくださって、私の手をつかんで、「りっぱなお坊さんになってくださいね。
人の痛みがわかるお坊さんになってくださいね」と。精一杯の力を振り絞って、私に託されて亡くなられたのです。その方だけでなく、亡くなっていったおじいさん達が優しかったし、亡くなったおばあさん達の手のぬくもり、表情が忘れられない。
自分に何かが出来ると考えるのは、おこがましいですが、託されたものの使命として、様々なことに無関心ではいられません。

葬儀・看取りに関わる中で、貧困、自殺問題に気づき、活動の場が広がったということですね。

中 下: そうですね。活動をしている中で、色々な問題に気づき、また、色々な方とつながり、広がってきました。

九月十八日に行われる「無縁社会」から「人と人をつなぐ」社会を目指して  
~孤独死年間3万人時代に私たちが出来ること~ では、NPO法人 人と人をつなぐ会といのちのフォーラムが共催ですね。

中 下: 孤独死、自殺、いきだおれ、無縁仏。様々な団体が様々な問題に取り組んでいます。
団体により違いはありますが、根本は「いのち」です。
活動を広げるためには横の連携が不可欠なのですが、それぞれに、こうしたいという思いがあるだけにぶつかりやすい。そこをどう越えていくか。考え方が違うから排除するのではなくて、違う部分はお互いに認め合った上で、どこがリンクできるかを考える。
職種や分野の違う方とも連携をしていきたいと思ってはいるのですが、口で言うのは簡単ですが、実際は難しい。僕自身の課題でもあります。

つなげていくことが中下さんの役割の一つ。

中 下: そう思います。僕が出来ることは本当に一握り。
だからこそ、僕はこれはできないけど、こういう人を知っているよと。そうやってつながって、連携していくことが重要だと思います。

十月には山梨で大きな集会があるそうですが。

中 下: 山梨県庁の賛同を筆頭に、二十六団体が賛同して下さって、三十日は日本弁護士連合会会長の宇都宮健児弁護士、三十一日は反貧困ネットワーク事務局長・湯浅誠さんの講演を予定しています(会場/山梨県立文学館講堂)。

今後の活動について、目標はありますか。

中 下: そうですね。いのちをキーワードに、様々な分野の方々とのパイプを増やしていきたい。
そのためのきっかけ作りとして、出版やイベントを行っていますが、自分自身の反省として走りすぎているかなと。
十月の山梨集会が終ったら、一度原点を見つめなおし、来年の春くらいまでは本来の活動をじっくりやろうと思っています。

本来の活動というと。

中 下: 見守りだったり、相談にのったり、一人ひとりに対し、時間をかけた対応。
イベントや集会が多くなるとメディアも含め発信はできますが、丁寧な対応が出来なくなってしまいます。この一年のことを振り返って、できたこと、できなかったことを確認し、これからの活動について考える時間が必要かなと。
「いのち」がキーワードであることは変わりませんが、ONとOFF、発信するときと、じっくり取り組むとき、バランスを考えて、活動していきたいと思っています。

 

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