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株式会社みやじ豚 代表取締役社長 宮治勇輔さん
プロフィール

NPO法人農家のこせがれネットワーク代表理事
大学卒業後、株式会社パソナに入社。営業、企画、プロジェクトの立ち上げなど様々な業務を経験する中で、実家の養豚業を何とかしたいという想いがふくらみ、実家に戻ることを決意。みやじ豚としてブランド化するためのプロデュース活動に注力し、認知度が高まり、支援者が増えることに背中を押され、O六年九月に株式会社みやじ豚を設立し、代表取締役に就任。農家の危機的な状況を打破すべく、今年三月「農家のこせがれネットワーク」を設立し、現在全力で活動中。
株式会社みやじ豚   http://www.miyajibuta.com/
NPO法人農家のこせがれネットワーク  http://www.re-farm.jp/

『一次産業を、かっこよくて・感動があって・稼げる3K産業に、というビジョンのもと全力投球』

ご実家が養豚場ということは、小さいころからこの仕事に親しんでいたのですか。

宮 治: 僕は一切手伝っていませんでした。それどころか、「後だけは継がないぞ」と言っていたんです(笑い)。

心変わりは?

宮 治: 男と生まれたからには天下を取らなければと、大学の頃から漠然と起業を志していました。といっても大学生で起業するような自信もノウハウもなかったので、普通に就職をしたんです。でも、起業するという目標があったので、毎朝、出社前に必ず勉強をしていました。そんなときに、書店で農業の本を手に取り、本当にどうしようもない産業だと。自分が養豚場の家に生まれたのも何かの運命。養豚業はどうすればよくなるかと考えるようになりました。一次産業は生産から出荷で終っているけれど、生産だけでなく、流通を考えて、マーケティング、営業、商品開発もし、レストランのプロデュースもする。そこまでひっくるめてとらえると、非常に魅力的と感じました。そういうビジョンが思い描けたので、実家に戻る決心をしたんです。

飼育方法や販売方法が面白いということで、メディアでも数多く取り上げられているそうですね。

宮 治: 飼育方法は、一番力を注いでいるのは、いかにストレスなく育てるか。腹飼いといって兄弟だけで十頭前後で飼っています。群れを成す生き物はけんかをして順位を決めるんです。でも、うちは生まれてからずっと同じ兄弟で育てているので、順位づけのけんかがない。しかも広いスペースで飼うからきれいなまま過せる。

販売方法は。

宮 治: メールマガジンを配信して、月一回バーベキューイベントを開催し、お客様に食べに来ていただいています。

バーベキューイベントのアイデアはどこから。

宮 治: 大学の頃に、友達をバーベキューに呼んだら「こんなにうまい豚は食べたことがない」と感動してくれて、「この豚どこに行けば買えるんだ」と聞かれました。でも、その質問に答えられなかった。農業の流通は複雑なので、生産者の名前が消されてしまう。スーパーで切り身をみても誰が育てた豚かわからない。問題だなと。その体験が原体験ですね。

「農家のこせがれネットワーク」を立ち上げられたのは?

宮 治: みやじ豚は、法人化して四年目。吹けば飛ぶような零細農家ですが、なんとか、家族で食べていけるようになりました。でも、うちだけが良くなってもしょうがない。今農家は危機的状況にあります。今後五年で何も変わらなければ日本の農業は終わり。それくらいの危機感を感じています。

五年でどう変えなくてはいけないのですか。

宮 治: 農家の平均年齢は、六十四、二歳。七十歳以上の農家が四十二%。後五年たったらどうなると思いますか。若い人が自信を持って出来るようにしていかないと、農家の担い手がいなくなる。新しい仕組み作りが必要なんです。

具体的には。

宮 治: ミッションは「REFARM」。四つの意味があり、一つは、「リターンファーム」。農家のこせがれを実家に帰す。「リユースファーム」で耕作放棄地を農地に戻す。「リメイクファーム」で農業の変革。最終的には「リスペクトファーム」で農業を尊敬される仕事にしていこうと。例えば、ファーマーズマーケット。東京にいる農家のこせがれ達に、おやじの農産物を東京で売ってもらい、お客様の声を直に聞いてもらう。その積み重ねで農業に関心を持ち、最終的に実家に戻っていけばと。その他にも、バスツアーやレストランイベントなども企画・開催しています。

やることが沢山ありますね。

宮 治: 大変ですが、好きでやっているので、二十四時間、三六五日捧げても惜しくないと思っています。

目標をお聞かせください。

宮 治: 三月に東京で設立発表会を開催し、大阪、福岡、中国地方、愛媛と各地域で立ち上げを行ってきました。本当にやる気のある農家が全国的につながって、農家のこせがれも関わり、食や農業に関心のある消費者も集まってくる。全国各地に農業プロデューサを育て、東京で情報を吸い上げて発信し、農業プロデューサが中心となって、地域ごとに盛り上げていきたいと思っています。農業は、地域の主要産業になので、農業を元気にすることで地域が元気になる。地域が元気になることで日本全体を元気にしていく。「農家のこせがれネットワーク」は、事業型NPO法人を目指し、人を採用して給料を払ってやっていきたいと思っています。正直、今は厳しいですが、この一年くらいで、形は作れると思っています。

読者の方へメッセージはありますか?

宮 治: 非常に大事な産業なのに、軽視されてきた産業が農業です。買うということは投票そのもの。安いからと外国産を買うか、多少高くなっても、品質や、これからの日本の農業のことを考えて日本産を選ぶか。農業の分野にも目をむけていただき、応援していただけると嬉しい。日本の農業に清き一票を投じていただければ(笑い)。ぜひお願いしたいですね。

 

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